養蜂を通して伝えること / 巣鴨養蜂園 7月28−30日はちみつフェスタ開催中

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銀座紙パルプ会館(フェニックスプラザ)にて
2017年はちみつフェスタが開催されています。
詳しくはこちら ⇒  Click

 

 

お写真は巣鴨養蜂園の望さん
巣鴨養蜂園さんは現在美味しいハチミツを決定する「ハニー・オブ・ザ・イヤー 2017」の国内部門TOP3にエントリーされています。
詳しい記事はこちら ⇒  「ハニー・オブ・ザ・イヤー」最終選考へ

 

 

記事をご覧頂くと巣鴨養蜂園さんの大切にしていることを感じて頂けるかと思います。

 

 

 

 

今回、巣鴨養蜂園さんのブースには新しいハチミツが2種類並んでいました。
*写真右2つ
「山の花」(ふじ)と「里の花」(クロバナエンジュ)です。
特に里の花であるクロバナエンジュ(イタチハギ科)のハチミツは珍しく
口にいれるとまず力強さを感じ、その後に含みのある甘みが広がるのがとても楽しく美味しい!

 

 

クロバナエンジュを検索して頂くと、まずその花の姿にびっくりされる方も多いかもしれません。
一見地味に見える花ですが、環境の良い場所で育つと見違える程綺麗な花を開花させ
その風景の綺麗さに立ち止まる人も多いとのことです。
ミツバチからはどう見えているのか?
毎回思うのですが、必死で働いているミツハチの姿を感じると
「どうしてそんなに頑張れるの?」
「そのお花はどんな香りがしているの?」と聞きたくなりますね。

 

 

これはびっくりなことかもしれませんが
1匹のミツバチが一生のうちで集めるハチミツはスプーン1杯。
私たちはお裾分けして頂いているんですね。
巣鴨養蜂園さんから教えて頂いたことです。
「ありがとう、大切に頂きます。」
そう感謝しながらハチミツを頂いていると、なんだかミツバチとお話している様な気持ちになるんです。

 

 

野菜もそして、このハチミツもそうですが
育った環境を知ることが出来ると、頂くたびにその風景が浮かんでいきます。
そうすることで自分の身体に取り入れるものが、どれだけ沢山の風景を越えて食卓に並んだのか。
「ありがとう」
と感謝して頂けることの幸せ。
自然、生産者、そしてその商品に関わった全ての人に感謝をして、今日も幸せな食卓が皆さまの心と身体を元気にしてくれる。

 

 

そんな気持ちを持つきっかけを与えてくれるのは、生産者さんとのお話なのかな?と思っています。
店頭に並ぶ商品の作り手のお話を聞ける機会です。
お時間がある方は是非「はちみつフェスタ」に伺ってみてください。

 

 

特に今回は巣鴨養蜂園さんは自身のブースではなく、はちみつマイスターとして
会場に並ぶ様々なハチミツの紹介や取り纏めの一部をされています。
本来であれば、来場者が多く、そして皆さま「ハチミツ」に興味のある方たちばかりです。
自身のブースでお客様とゆっくりお話をしたいところだと思います。
ですが、他のハチミツの採取方法や特徴などを勉強されて、それを一生懸命伝えようとする望さんの姿を見ていると
望さんにとっての養蜂は
「国内、国外問わず、自然の力をお借りしている以上、大切に無理をさせず続け、その自然の大切さを伝えていく」
そんな使命という大切な仕事があるんだな、と感じました。
巣鴨養蜂園さんのハチミツはどれを頂いても「優しい味」です。
それはきっと、他者を思いやることの出来るその優しい人柄を感じるからなのかもしれませんね。

 

 

今日も美味しく大切にハチミツを頂きます!
ありがとうございます。

 

 

 

「はちみつフェスタ」
銀座紙パルプ会館 〒104-8139 中央区銀座3−9−11
7月29日、30日 9:30−17:00
(記事内に詳しい情報URLあります)