身体が変わる心も変わる笑顔溢れる一週間 / 小田急百貨店藤沢店10月18日−24日

 

 

 

先日もお知らせしましたが
小田急百貨店藤沢店にて10月18日(水)〜24日(火)まで
「愛ある食卓の一週間」(催事が始まります)

 

私が出会い日常で愛用している商品たち。
味はもちろんですが、使い続けることで身体が変化していることを実感しています。

 

変化という言葉が正しいのでしょうか?
身体に不必要なものを摂取していたり、休ませなくてはいけない身体の一部を酷使していたり、
長年そんなことを続けていたので、「ちょっと不調」の身体が標準みたいになっていました。
それを「正しい身体」に導いてくれた(変化させてくれた)ものが今回の商品たちです。

 

しかもびっくりすることに体調の良さを実感するのに
私は1週間もかからなかったのです。

 

体調が良いと気持ちも良く、やりたいことに集中出来るし、
一日動いたその身体は心地良い疲れとなり、睡眠も良い睡眠となりました。

 

そうなってくると、感謝を伝えたい!が私の中で広がって、
同時に「あのすごい商品どういう人が作っているの?どんな気持ちで?どんな風に???」と
頭と心がいっぱいになるんです。
「あぁ、ありがとうって言いたい…」
健康最高!!!です。

 

そう思い出すと「生産者に会いたい」「話を聞いてみたい」しか浮かばないですね。
すぐに調べ出します。
まずは聞く前に調べる、そして、もっと深く商品を理解するように調理をする。
これを繰り返すと、日常の食事が更に美味しく楽しくなりました。

 

それから月日も流れ、今まで友人たちに「すっごい美味しくて良い物あるよ」なんて
お薦めしていた商品を「愛ある食卓」を立ち上げ、更に多くの人にご紹介出来ることになりました。

 

これでようやく生産者に会いに行ける!!!
相手は仕事人です。
昔の私はまだまだお会い出来るレベルではありません。
でも、今の私は「愛ある食卓」という看板に自信を持って
「御社の商品がとてもとても好きです。商品を取扱いさせて下さい。
そしてもっと沢山の方が御社の商品を好きになって、
毎日食卓が、幸せや楽しさを感じる場所になるように広げさせて下さい!!」
なんて門を叩けるのです。

 

そうです。
「愛ある食卓」がなぜ生まれたか?
それは私が生産者さんたちときちんと話をしたかったから、
そして、その感動や感謝をもっと沢山の人に配りたかったから。
これだけです。
だって感動や感謝って増えれば増える程、とっても幸せな気持ちになりますよね。
ほんと、これだけ。

 

そうして、沢山のお話を聞いてきました。
美味しさには絶対に秘密がある。
良い食にはストーリーと信念がある。
それを皆さんに伝えたい。

 

江ノ島のマルシェももちろんですが
今回の小田急百貨店さんでも、沢山の方と出会い感動を分かち合えたら幸せです。

 

そんな小田急百貨店さんですが、今回の催事の話し合いを進めるにあたって
生産者さんの元に同行して下さったり、商品開発の場に立ち会って下さったり、
私たちの紹介したい商品について理解を深めようと沢山のお時間を使って下さいました。
そして、毎日の様に売り場にいらっしゃるお客様の顔を思い浮かべながら
「お客様の喜ぶ真の接客」について、沢山話し合い考えて下さいました。
ここでも仕事をしていて良かったなぁと思う時間が沢山過ごせました。
そんな心のある百貨店で、新しい事を始められることがとても嬉しいです。
ありがとうございます!

 

簡単ですが
取扱い商品等のご紹介です

 

 

写真は西湘中井町の「虹色畑」さんの畑です。

愛ある食卓で取扱いをするお野菜は全て
旬に合わせ自然に近い育て方を基本とし
栽培期間中、化学肥料を使わず天然の肥料のみを使用し、太陽や雨、風や虫たちが美味しく育てた野菜たちです。

 

 

種まきの時期を少しずらすと、こんな風に虫食いも少なくとても綺麗なお野菜が育ちます。
時期をずらすって、リスクもあるんですよね。育ちが遅くなったり、でも、そこは長年の感で
ずらしていいギリギリを計算して種まきするのが生産者さんです。おみごと!

 

 

そしてこちら!
こんぶ土居」さんの真昆布の出汁を使いながら食感も風味も違う先程の畑のお野菜たちを
びっくりするほど綺麗に纏め上げて、なおかつ「自然」を感じたり「優しさ」を感じたり、
そのことでどこか生産者の努力が伝わってくるような一皿を生み出して下さった料理人もいらっしゃいました。

 

真昆布は昆布の中でも、とても優しい味を生み出してくれる昆布なのですが、
野菜の持つ優しさを纏めてくれたのが畑以上に広大な海の中で育つ昆布で
なんだかまだ可愛らしい小さな自己主張をしてくる子どもたち(野菜)を母親(昆布)が包み込んで
お皿の中で自由にさせているような…そんな一品でした。
あとから削り散らした柑橘は、その子どもたちが共同で遊べるような遊具の様で
その爽やかさはそんな子どもたちを微笑んで見ていられるような気持ちにさせてくれました。
そしてその子どもたちに栄養を与えてくれるような役割の「わじまの海塩」は
ナトリウムとマグネシウムのミネラルバランスが人間の血液とほぼ同じという奇跡の様なお塩。

そしてその最適なバランスは私たちだけではなく、食物にとっても酵素分解をしてくれたり、
発酵を促し、うま味を引き出してくれるという、「ほら、自由に遊んで沢山大きくなりなさい」と見守る様な優しさがありました。

 

本当に美味しい一皿でした。
勝手にストーリーを作ってしまいましたが、一皿でひとつのドラマを見た気持ちになりました。
ありがとうございました。ご馳走様でした。

 

お野菜はもちろん、
先程の一皿に命を吹き込んでくれた「こんぶ土居」さんにも「わじまの海塩」さんにも
もっと沢山のストーリーがあるので
こちらは次回。

 

こんぶ土居さんの出汁がどうして「日本一」と呼ばれるのか
そして、昆布を日本人が取り入れる様になった大きな理由。
美味しさには理由がある、ということをとてもわかりやすく、そして「そこから塩?!」と
販売に辿りつくまで予想を超えるかつて無人島でひと夏を過ごすことになった漁師の話など
「わじまの海塩」が出来上がるまでのストーリーを楽しみにしていてください。

 

 

 

他にも、
Vegiko」の味噌玉はお湯を注ぐだけで生きている味噌のパワーを感じる美味しい味噌汁が頂けます。

 

「いつもの味噌玉」は
●わかめと長ねぎ(なんと長ねぎは炒めてから。トロッとした甘さが最高です)
●ほうれん草と油揚げ
●海苔と小えび
すでにいつもの食卓より豪華な気がするのですが…

 

「至福の味噌玉」は
●海(ちりめんじゃこ、あおさ、小えび)
●里(ごぼう、しいたけ、大根、大根葉、ごま、しょうが)
●梅(梅干、おぼろ昆布)
の3種セット。この贅沢な中身!まさに至福を感じるとても美味しいお味噌汁です。

*初日(18日は試食もありますよ!)

 

Vegikoさん10周年の記事はこちら⇒ Click!

 

PatisserieR(パティスリーアール)」さんと「巣鴨養蜂園」さんのコラボ商品であるグラノーラは
オートミールやナッツなど全7種類を全て別々に低温加熱し、
レーズンなどは一度湯通し最適な硬さに再度低温加熱をするというとても手間のかかる作り方のグラノーラです。
甘さは巣鴨養蜂園の「とちの花」(ハチミツ)で。
ヨーグルトなどに合わせるだけではなく、そのまま食べても、ルッコラやサラダほうれん草などのサラダに合わせても美味しくお召し上がり頂けます。

お菓子作りは化学だという美味しさの秘密は先に書いた「わじまの海塩」さんのストーリーにも
共通するものがあり、こうしてお話を聞くと、ものを作り出すひとが辿り着く「道」があるんだろうなぁと思います。
尊敬ですね。そこまで辿り着くまでは決して簡単なことではないと思います。
私たちはそんな「お客様にお渡しできるまで」となった商品を頂けるんです。
感謝しかないですね。

 

 

そして、甘さを出したハチミツの「巣鴨養蜂園」さんからは今回は
アカシアとクロバナエンジュの蜂蜜を。
*クロバナエンジュは「ピンクアカシア」と呼ばれているので食べくらべが出来ますね!

 

 

写真は隔王板です。
これを使用してどうやってハチミツが出来上がるのか。
隔王板を使用することで蜜蜂たちはどう過ごすのか?
手間のかかる採取方法ですが蜜蜂にとても優しい育て方なんです。
一匹の蜜蜂が生涯で集めるハチミツの量はなんとティースプーン1杯。
150gの瓶ですが、どれだけの蜜蜂の努力で出来上がっているのか、感謝できますよね。
23日は生産者の娘である望さんが来店です。
生産の現場にも多く足を運ぶ望さんが見た蜜蜂のお話を是非聞いてみてくださいね。

 

そんなハチミツと合わせても良し。
新鮮なお野菜をサンドしても良し。
でも、まずはそのまま食べて頂きたいのが
粉、水、乳酸菌が基本材料のサワードゥという自然の中に存在する様々な微生物の営みによっての
パン本来の作り方にこだわる「ランティミテノマド」さんのサワードゥブレッド。

 

 

鎌倉でいつもお客様で溢れるお店を2017年5月に閉店したランティミテさん。
そして今、その名前を「ランティミテノマド」に変えて活動をなさっています。
ランティミテは「親近感」
ノマドは「遊牧民」

 

ノマドに変更した理由は
現代の食の問題を少しでも改善したいから。
それには同じ場所で待っているより、
ノマドのように、自由に、どんなところでも、体が喜ぶ料理を作りたいから。
フードロス、子供の貧困、添加物、味覚障害など。
料理を通して、少しでも世界を変えられたら。

 

「美味しいご飯が世界を変える」

 

そんな心を持つ素敵なご夫婦がお届けしてくださいます。
販売は20日から。
21日以外は10時から12時半頃までランティミテさんご本人にお話を伺うことも出来ますよ!

 

他にも
自身の今は完治したアトピー性皮膚炎という病気を振り返り、根本を探り
その病気のなかった時代の環境と食生活の違いに問題を感じ、
「私には失った自然を取り戻すことは出来なくても、
製造者として自分の造るものにおいては
昔ながらの自然な形で造っていこう」と
蔵に入った2002年より、杉桶にフクユタカという大豆、小麦はチクゴイズミ、ミナミノカオリ、
塩は香川の海水を汲み上げるという地元のものを意識して選別されて「梶田商店」さんは130年以上醤油を醸し続けていらっしゃいます。

美味しさに拘り、原材料を外から集めることより、その地域のものを活かして
自分たちの培ってきた技術、経験、誇りで、美味しい醤油は造ることが出来る。

それが今まで自分たちを支えてきてくれた地域への恩返しであり使命という「梶田醤油」さんの
天然醸造丸大豆醤油「巽(たつみ)」薄口、濃口も登場です。

 

 

どんどん長くなってしまうので
食材にこだわり、手作りにこだわり、からだに優しいものにこだわった
栄養士であるお母さんから生まれた「ドレッシングシスターズ」さんのドレッシングや

 

 

「酢が身体に必要」とお父様の代から研究を重ねて生まれた30年たっても愛される「三留商店」のピクルスビネガーなど

 

 

明日以降、もっと詳しくご紹介していきたいと思います。

 

うーん、
全然簡単に書けません。
伝えたいことが溢れてしまいますね。
良かったらそんな溢れる思いとお話を聞きに遊びにいらしてくださいね。

 

 

「愛ある食卓の一週間」

日時:10月18日(水)〜24日(火)
   10:00〜19:30
場所:小田急百貨店藤沢店 地下食品フロア エスカレーター前催事場所
  神奈川県藤沢市南藤沢21−1